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温湿布と冷湿布、どちらを選ぶべき?
こんにちは!アイユート鍼灸院の川瀬です。今回は、患者さんからよく聞かれる質問、「温湿布と冷湿布、どちらがいいの?」についてお答えしたいと思います。

ご本人にはすでに返答させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
湿布についての質問
いつもお世話になっております。〇〇と申します。
先日は腰痛の施術をしていただき、ありがとうございました。おかげさまで少し楽になりました。
帰宅後、薬局で湿布を購入しようと思ったのですが、温湿布と冷湿布のどちらを選べばよいか迷っております。私の場合は、腰痛は長年のもので、特に朝起きた時や長時間座った後に痛みを感じます。また、右膝も最近痛むことがあり、特に階段の上り下りが辛いです。
温湿布と冷湿布、それぞれどのような症状に効果的なのでしょうか。私のような症状の場合は、どちらを使うのが適切でしょうか。また、使用する際の注意点などもあれば教えていただけると助かります。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
次回の予約は来週水曜日にしておりますので、その際にもご相談させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。お世話になります。
湿布の選び方・貼り方

こんにちは。今回は、湿布の使い方の疑問をお答えします。
温湿布と冷湿布の基本的な違い
- 温湿布:血行を促進し、筋肉をリラックスさせる効果があります。
- 冷湿布:炎症を抑え、痛みや腫れを軽減する効果があります。
どんなときに温湿布を使うべき?
温湿布は以下のような症状に効果的です
- 筋肉の凝りや張り
- 関節の動きが悪いとき
温湿布を使うと、血流が良くなり、筋肉がリラックスするので、凝りがほぐれやすくなります。
どんなときに冷湿布を使うべき?
冷湿布は以下のような症状に効果的です。
- 急性の怪我(捻挫、打撲など)
- 炎症を伴う痛み
- 腫れがある場合
冷湿布は血管収縮させ、炎症を抑える効果があるので、怪我直後や炎症がある場合に適しています。
使い分けのポイント
- 怪我の直後(24~48時間以内):冷湿布を使用
- 慢性的な痛みや凝り:温湿布を使用
- 炎症がある場合:冷湿布を使用
- 筋肉をほぐしたい場合:温湿布を使用
ただし、これはあくまで一般的な目安です。個々の症状や状態によって最適な選択は異なる場合があります。
なお、医療機関で処方された場合は医師の指示に従ってください。
まとめ
温湿布と冷湿布、それぞれに適した使用場面があります。症状や状態に合わせて適切に選択することが大切です。迷った場合は、必ず医療専門家に相談してください。
また大事なことは自分の身体に正直に、気持ちが悪い、嫌な感じがするなど不安がある場合は使用をお控えください。
皆さんの症状改善のお役に立てれば幸いです。何か質問があれば、遠慮なくコメントしてください。
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